新春に思う事
新年あけましておめでとうございます! 本年もMステ(マゾほど素敵な性癖はない!)をよろしくお願い致します!
「マゾヒズムに花束を!」のhomerさんと"新春マゾ対談"を行いました(笑)
2017年「新春マゾ座談会 」
homerさんお得意の遊び心満載の仮想対談ではありますが、彼の鋭い洞察力と素晴らしい分析力で、いかにも僕が考えていそうな内容をセリフに変換してくれています。
その中に、好きなプレイを問われて「え〜と、顔面騎乗です。 エリック・スタイルで舌舐め奉仕です(汗)」と答えるシーンがあります。
もちろん僕もオス奴隷である以上顔面騎乗も舌舐め奉仕も大好きです(*^_^*)
実際に、ご主人様と出会うまではSMクラブで顔面騎乗による局部奉仕とアナル奉仕の二大オプションを欠かした事はありませんでした。
しかし、残念ながらご主人様はお店にいらっしゃった時から舐め奉仕はNGでしたので、それは到底叶わぬ夢なのであります。
一度だけ、「なじみのお客さんにだったらアナル奉仕はOK」と仰られたのでお願いしたところ、舌先が菊門に一瞬触れただけでお尻を引込められてしまった思い出があります(>_<)
当時はぼくも単なるM客でしたので、ご主人様がご奉仕を解禁して下さる事を切望していました。
しかし、奴隷としてご主人様の事を大切に考えるようになった今では、NG事項にして頂いていてよかったと心から思っています。
同様の思いから、僕は現在ではフィニッシュの手コキもご遠慮させて頂いています。
僕は元々、極度の遅漏なのでhomerさんと同様、中々逝くことができません(>_<)
それでも、気持ちがいいものですから、ついついご主人様に甘えて最後はお手を煩わせてしまっていました。
しかし、ご主人様がSMクラブをお辞めになった頃から“奴隷の分際でご主人様に性的なサービスを要求する事”に疑問を感じ始めていたのです。
ご主人様が男性器を弄ぶのがお好きな女王様でしたら僕も喜んで身をお任せしますが、長年のお付き合いからけっしてそうでないことはわかっています。
ご主人様はペニスへの加虐は大変お好きですが、手コキはSMクラブ在籍時からの風俗的サービスの延長なのです。
マゾヒズムの快感は、ペニスの刺激で得られる快感とは全く次元が違いますし、一本鞭や火責め等でドライオーガズムのような感覚を少しずつ体感できるようになってきた今、射精の快感はむしろ邪魔のような気がしていました。
そこで自ら「今後、手コキは不要です」と申し出たところ、ご主人様も喜んで受け入れて下さったのです。
これはけっしてやせ我慢などではなく、ご主人様を崇拝し愛するがゆえの思いであります。
ひとつには、友人のS女性がブログ上でSMの女王様を「娼婦」と表現された事に衝撃を受け、それが大きなきっかけとなりました。
M男にとって女王様の存在は、“特別”です。
しかし、マゾヒズムが性的倒錯に分類される以上、SMクラブが風俗産業であるという側面は否めません。 M男が欲すれば、女王様は射精の手伝いも厭わずに行わなければ性風俗業として成立しません。
そうした側面を理解しつつ、多くの女王様がたはプライドを持ってお仕事をされているのだと思います。
ところが2年程前、ご主人様は色々考えるところがあって、4年間お勤めになったSMクラブをお辞めになられました。
それでも、お小さい頃からご自身の加虐嗜好を自覚されていたので、その後も奴隷の僕や数名のM男たちとは交流を続けられているのです。
ご趣味の範囲内でSMを楽しまれているご主人様に、あえて必要のない性的サービスを求めるのはもうやめにしたい。
これもhomerさんいうところの“マゾヒズムの成長”のひとつなのかもしれません。
SM両刀使いや、女王様をノーマルセックスの対象に考える、なんちゃってM男達とは一線を画したい。
これは僕の“奴隷の美学”です。
昨年末のご調教で、ご主人様に久しぶりに長時間の顔面騎乗をして頂きました。
僕の調教内容はご主人様が全てお決めになる事ですので、ご主人様のお気が向かなければ顔面騎乗はありません。
おそらく一年ぶり位ではなかったかと思われます。
その時、僕のお顔に腰掛けられたご主人様のお口から「ムギは前向きの顔面騎乗と後ろ向きの顔面騎乗のどちらが好きなの?」とご質問を受けました。
どのように答えたかは特定秘密なのでここでは書きませんけど(>_<)
ご主人様のお尻はほどよいボリューム感があって、とても美しく魅力的な流線型をなさっています。
すべすべした柔肌がふんわりと優しく顔を包み込み、ピタリと吸い付くようにフィットする座られ心地も一級品です。
なにより肌を触れ合った瞬間に伝わってくる温もりが僕を穏やかな気持ちにさせ、安らぎを与えて下さるのです。
僕はご主人様のお足下か、お尻の下こそが奴隷に与えられた心休まる居場所だと思っています。
しかし、homerさんが指摘されている通り、女王様は顔面騎乗がお嫌いな方が多いのも事実であろうと思います。
薄い下着一枚隔てて男の脂ぎった顔が大切な個所に触れているわけですし、興奮した荒い息遣いもさぞかし気持ち悪いであろうことは想像に難くありません。
M男に対してのご褒美という認識からも、自ら積極的に行われる女王様は少数派のような気がしていました。
僕は思い切ってご主人様に「顔面騎乗はお座りになられる方は気持ち悪くはないのですか?」と訊ねてみました。
すると、意外にも「鼻で意識的にグリグリとあそこを刺激してくるM男以外は、私は全然大丈夫。」と仰っていました。
「そんな不届きなM男がいるのですか!?」と伺うと、「けっこういるよー(^_^.)」とのお返事。
やはり、M男のマナーの悪さが女王様の顔面騎乗嫌いの一因になっているのは間違いなさそうです。
顔面騎乗愛好家であるhomerさんも、女王様がたの顔面騎乗嫌いを嘆くだけではなく、その理由をリサーチしてみるのもよいかも鴨川(>_<)
M男にやすらぎを与えてくれる顔面騎乗が、女王様がたのNGプレイにならないようM男側もマナーを守って楽しみましょう!
さて、最後にご主人様の奴隷として今年の抱負を書いておきたいと思います。
昨年の10月、僕は様々な迷いを払しょくしてご主人様とより深い主従関係を築くため、新たな奴隷契約を締結しました。
そのことに関してはすぐにブログ記事に書くつもりでしたが、今も書きかけのまま封印されています。
しかしあの日以来、僕とご主人様の心の絆は飛躍的に深まりました。
何があってもご主人様だけを信じてついていくこと。 基本に立ち返り、絶対服従の精神を貫いていくこと。
様々な面でご主人様のお力になり、お支えする為に、奴隷の存在がある事を肝に銘じて精進していきたいと思っています。
homerさん、この度は架空のM男対談ありがとうございました!
僕はM男性は苦手なのですが、homerさんとは、いつか実際にお目にかかりたいと思っています!