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緩やかなる去勢

 家庭の洋式便器で“座って小用を足す男性”が50%を越えたという記事を目にしました。
 
 以前、若い男性ほど座ってする傾向があるというデータを見た記憶があるのですが、別の記事では高齢になるほど座りション派が増えているとも書かれていました。 どちらのデータが正しいのかはわかりませんが、年代を問わず座ってする男性が増えているという事なのでしょう。 僕の知人にも40代座りション派がいます。

 座りションが増えた理由の大半は“トイレ掃除が楽だから”と言うことで、一人暮らしをする様になってから座りション派に転向した若い男性も多いようです。 既婚者は、奥様から協力を求められて仕方なくという感じなのでしょうか。

 昔「トリビアの泉」という番組で、立ち小便の飛沫が便器周辺にどれ位飛んでいるのか実証実験をやっていました。 濡れると青く染まるシートを敷き詰めたトイレで検証した結果、尿が周辺の床や壁、便器の裏側まで驚くほど飛び散っていたのです。 出演者たちは皆一様に驚きの声をあげていました。 もちろん床や壁だけではなく自らのズボンや足元も汚しているわけです。

 男性の立ち小便は飛沫だけでなく朝勃ちで狙いが定まらずにあらぬ方向に飛んでいったり、尿道口が引っ付いていて左右に撒き散らしたりと、とんでもない事態も引き起こします。

 トイレの悪臭は、男性が飛び散らせている小便のアンモニア臭が原因と言われているのです。

 家庭以外の男性用トイレでは立ち小便器が設置されている場合がほとんどですが、この立ち小便器ですら機能的に優れているとは思えない。 まず駅のトイレなどに入ると小便器周辺の床がオシッコまみれで他人の尿を踏まないと用が足せません。 小便器には尿が飛び散らない標的があって、そこに誘導する為に便器の中にハエのシールを貼りつけるなんてアイデアもありました。

 小便器の前に「いつもキレイに使って頂きありがとうございます。」という貼り紙が貼られている事があります。 この一見皮肉にも読み取れるメッセージにより、無意識下で“みんながキレイに使っている場所だから自分もキレイに使わきゃ”という心理が働くのだそうです。

 これらを見てもいかにトイレの清掃員さんが苦労されているのかが分かりますね。

 僕は昔、よく便座を上げずに小用をして、便座カバーにオシッコを引っ掛け、母親に大目玉を食らっていました。 小用後、便座をあげたままにしていた為、気がつかずに座ってしまった彼女と喧嘩になったなどという話も耳にします。

 なるほどこんなトラブルも男性が座りションをすれば全て解決されるわけです。

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 ところが、この男性の座りションが健康を損なう原因になると警鐘を鳴らしている人がいます。

 骨盤体操で有名な整体師・寺門琢己氏は“男性の身体の構造はもともと立って排尿するようにできている”と言っています。 座ってする事によって足や腹筋、肛門括約筋に力が入らなくなり、さらにペニスが不自然な状態に折れ曲がる為に尿道内で残尿が起こり、これが排尿障害前立腺肥大睾丸ガンまで誘発するのだそうです。

 もっともらしい説ではありますが、これらの病気と座りションの因果関係を示すデータは存在しないようです。

 逆に“膀胱への負担が軽減され前立腺への悪影響も減る為、性機能面において健康効果が期待できる”という説や“より効率的に膀胱内を空にできる”と言う医学研究もあるようです。

一体どっちなんだ! ?︎ (笑)

 思うに立ちションにこだわる男性は、そこに女性への優位性を見出し、それを放棄するのは嫌だという事なのではないでしょうか。 座りションは沽券に関わるだのと男のプライドを理由に拒絶しているわけです。

 確かに立ちションに憧れる女性は多いようです。

 Mビデオでは奴隷に立位で聖水を与える女王様が結構いますので、下着さえ脱いでしまえば女性にも立ちションは可能な事がわかります。 むしろキレイに放物線を描いて男の口に命中させているのを見ると、女性の方が立ちションに相応しいのではないかとさえ思えてきます。

 実際に一昔前まで農村部などでは女性の立ちションは当たり前だったようですし、大手便器メーカーがサニースタンドという女性用の小便器を開発、販売していた実績も残っています。 最近では、パリ市が女性用の立ち小便器の設置を検討した事が話題になっていました。 また、アマゾンなどでは女性の立ちションの補助グッズも見かけます。
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 男性が座りション、女性が立ちションという逆転現象が起きたらマゾヒストとしてはとても愉快です。
 
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 僕は一昨年、奴隷契約の締結において自らの男性器をご主人様に捧げました。 それ以来、勝手に触れる事がないよう、貞操帯を装着されご主人様の射精管理下に置かれる事になったのです。 

 当然家庭内、外出時を問わず小用は座位になります。 貞操帯の先には排尿用に申し訳程度の穴が空いていますが、尿道に密着しているわけではないので、これは全く機能しません。 貞操帯本体に当たった尿が左右に派手に飛び散る為、立ち小便器はもとより和式便器も使えないのです。

 外出時の小用は、多目的トイレか個室の洋式トイレが空くのを待ちます。 また、多少の尿意は我慢するようになりました。

 この不便さを強いられる状況は、常にご主人様の支配下に置かれている事を意識させてくれます。 射精をしないことによる健康リスクも考えられますが、それらをも含めて、この緩やかな去勢を施されたような感覚が常に僕のマゾヒズムを刺激しているのです。 

 ペニスが檻から引きずり出され解放されるのは調教時、ご主人様のオモチャとして遊ばれたり性器拷問を受ける時に限られています。 

 これは性器責めマニアの僕としては最高に至福の状態にあると言えます。

 ご主人様による剃毛と貞操帯装着の効果で、我が家のトイレはいつも清潔さを保てるようになりました。

 剃毛や貞操帯に抵抗があるマゾヒスト男性のみなさんは、是非座りションから実践してみてはいかがでしょうか?


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プロフィール

mugi

Author:mugi
踏みつけられて、より強く丈夫に
育つムギの様でありなさいと
ご主人様が付けて下さった奴隷
名です。なんという素晴らしい
ネーミングセンス!
しかも音の響きも可愛らしい。
ビールが大好物の僕にピッタリ!
とても気に入っています(*^o^*)
馬派(苦痛)・犬派(奉仕)・豚派
(便器)全てのM性癖を持ち合わ
せたオールラウンダーな変態を
目指しています。

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