主と従の構図
この昭和テイスト溢れるミストレスフォトは、古い「SMコレクター」誌に掲載されていたものです。
20年位前、とある古書店で何気なく「SMコレクター」をめくっていたところ、この写真が目に飛び込んできました。 M男向けのグラビアというと、昔からモデルの女性がS的なポーズをとっているだけのソフトな内容のものが多かったのですが、これはフェティッシュでありながらも肉体的にはかなりハードな責めである事が推測されます。
梁に獣の様に四肢を吊られているだけでも相当きついと思いますが、ここでは人間ハンモックとしてドミナをお乗せし、自らの体重も含めると100キロ前後の荷重に耐えていると思われます。
そんな奴隷の苦痛など一切意に介さず人間ハンモックに全身を委ね、煙草を吹かしておられるドミナの表情がとても素敵です。 ドミナのおみ足が奴隷の顔面を蹂躙しているのもとてもよい感じです。 浮遊した状態で首にお尻を乗せて体重をかけるのはさすがに危険だったからでしょうが、返ってこちらの方が興奮を誘います。
ドミナの柔らかな素肌や温もり、そして足裏から放たれる甘美な芳香に陶酔することで奴隷の苦痛も軽減されていることでしょう。
主と従の力関係を見事に体現したこの構図に目を奪われた僕は、プレミアム価格で掲載誌を購入しました。
ドミナの快楽の為とあらば、たとえ五体がバラバラになろうともその身を捧げるのが奴隷に課せられた使命であり、唯一の存在価値と言えるでしょう。
“奴隷の苦痛がドミナの快楽に転化する”
この写真は女性支配における主従関係の本質を示唆している様に思います。
その後、偶然見つけた同じ様なシチュエーションの一枚。 これもSMコレクター誌に掲載されたものです。
断定はできませんが、男女とも上の写真と同じモデルさんの様に思われます。
こちらは膝と手首、背中の一部に縄がかけられてブランコの様な状態でドミナをお乗せしています。 この状態で前後に揺られたら奴隷の苦痛は倍加するでしょうが、その分ドミナは童心に返って無邪気に楽しめる事と思います。
うっ血した両の手足、関節がギシギシと音を立て、腕が抜けそうな苦痛に耐えながらも被虐に陶酔している奴隷の様子はなんとも羨ましい限りです。
ハンモックは日本ではあまり普及していませんし、家具と呼べるのかどうかは微妙ですが、もしご主人様のhuman furnitureとしてお役に立てるのならぜひ人間ハンモックになりたい。
大掛かりな吊りができるのはアルファイン位しかないでしょうが、体力が衰えないうちに是非とも経験してみたい責めです。
femdom artの春川ナミオ氏の作品にも人間ハンモックをモチーフにしたものが見受けられます。 豊満な肉体を持った女性達を2人も乗せたものや、華奢な老人が顔面で豊臀を受け止めているものなど、これらは死を覚悟しなければ実現は不可能だと思いますが、マゾヒストとしてはとても憧れます。
顔面騎乗やポニープレイ、ストンピング等々、男性の身体の上に女性が乗る行為はマゾヒズムの基本であり、悦虐の真髄でしょう。
沼正三氏の名著「家畜人ヤプー」の中にも人間ハンモックが登場するシーンがあります。
身体をうつ伏せにした状態で手足を四方に吊られている麟一郎が、四肢に激しい痛みを感じ失神から目覚めます。
ハンモック状に吊られた彼は、畜人の身体を使って支える長椅子(ソファ)としてクララの全体重をもろに受けていたのです。
クララはそんな事は知らず、麟一郎の後頭部に足を置いてまどろんでいます。
痛みに耐えかねた麟一郎はクララを拝し祈ることで束の間、苦痛から解放されます。
彼は苦痛から逃れるために、神に対し祈念する様にひたすらクララの名を唱え、祈り続けるのです。
獣吊りも相当に厳しいですが、これは逆エビの態勢で吊られている上に身長173センチ、体重58キロの大柄なドイツ人女性の荷重を受けているのです。 その苦しみから解放されるのであらば支配者の名前を祈念し続ける気持ちも理解できます。
僕のご主人様は鞭打ちをスポーツの様に楽しまれます。 奴隷を手加減することなく打ち続ける事でとても爽快な気分になられるとの事です。 僕はご主人様の快楽の為に必死で痛みに耐え続けます。
そして激痛を紛らわせるためにその美しいお顔を凝視し、ご主人様のお名前を唱え続けることがあります。 すると魔法の様に苦しみから解放され、痛みはやがて快楽へと転化していくのです。
僕にとってご主人様はすでに神格化され、信仰の対象の様になっています。
女性の美というものは崇高でとても不可思議な力を備えているものだと思います。
マゾヒストはその気高く美しい存在の前に跪き続けるのです。
◆ ◆ ◆
さて、このブログも放置している間に一周年が過ぎ、新しい年を迎えてしまいました。
不定期更新にはなりますが、今年も続けて行こうと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
20年位前、とある古書店で何気なく「SMコレクター」をめくっていたところ、この写真が目に飛び込んできました。 M男向けのグラビアというと、昔からモデルの女性がS的なポーズをとっているだけのソフトな内容のものが多かったのですが、これはフェティッシュでありながらも肉体的にはかなりハードな責めである事が推測されます。
梁に獣の様に四肢を吊られているだけでも相当きついと思いますが、ここでは人間ハンモックとしてドミナをお乗せし、自らの体重も含めると100キロ前後の荷重に耐えていると思われます。
そんな奴隷の苦痛など一切意に介さず人間ハンモックに全身を委ね、煙草を吹かしておられるドミナの表情がとても素敵です。 ドミナのおみ足が奴隷の顔面を蹂躙しているのもとてもよい感じです。 浮遊した状態で首にお尻を乗せて体重をかけるのはさすがに危険だったからでしょうが、返ってこちらの方が興奮を誘います。
ドミナの柔らかな素肌や温もり、そして足裏から放たれる甘美な芳香に陶酔することで奴隷の苦痛も軽減されていることでしょう。
主と従の力関係を見事に体現したこの構図に目を奪われた僕は、プレミアム価格で掲載誌を購入しました。
ドミナの快楽の為とあらば、たとえ五体がバラバラになろうともその身を捧げるのが奴隷に課せられた使命であり、唯一の存在価値と言えるでしょう。
“奴隷の苦痛がドミナの快楽に転化する”
この写真は女性支配における主従関係の本質を示唆している様に思います。
その後、偶然見つけた同じ様なシチュエーションの一枚。 これもSMコレクター誌に掲載されたものです。
断定はできませんが、男女とも上の写真と同じモデルさんの様に思われます。
こちらは膝と手首、背中の一部に縄がかけられてブランコの様な状態でドミナをお乗せしています。 この状態で前後に揺られたら奴隷の苦痛は倍加するでしょうが、その分ドミナは童心に返って無邪気に楽しめる事と思います。
うっ血した両の手足、関節がギシギシと音を立て、腕が抜けそうな苦痛に耐えながらも被虐に陶酔している奴隷の様子はなんとも羨ましい限りです。
ハンモックは日本ではあまり普及していませんし、家具と呼べるのかどうかは微妙ですが、もしご主人様のhuman furnitureとしてお役に立てるのならぜひ人間ハンモックになりたい。
大掛かりな吊りができるのはアルファイン位しかないでしょうが、体力が衰えないうちに是非とも経験してみたい責めです。
femdom artの春川ナミオ氏の作品にも人間ハンモックをモチーフにしたものが見受けられます。 豊満な肉体を持った女性達を2人も乗せたものや、華奢な老人が顔面で豊臀を受け止めているものなど、これらは死を覚悟しなければ実現は不可能だと思いますが、マゾヒストとしてはとても憧れます。
顔面騎乗やポニープレイ、ストンピング等々、男性の身体の上に女性が乗る行為はマゾヒズムの基本であり、悦虐の真髄でしょう。
沼正三氏の名著「家畜人ヤプー」の中にも人間ハンモックが登場するシーンがあります。
身体をうつ伏せにした状態で手足を四方に吊られている麟一郎が、四肢に激しい痛みを感じ失神から目覚めます。
ハンモック状に吊られた彼は、畜人の身体を使って支える長椅子(ソファ)としてクララの全体重をもろに受けていたのです。
クララはそんな事は知らず、麟一郎の後頭部に足を置いてまどろんでいます。
痛みに耐えかねた麟一郎はクララを拝し祈ることで束の間、苦痛から解放されます。
彼は苦痛から逃れるために、神に対し祈念する様にひたすらクララの名を唱え、祈り続けるのです。
獣吊りも相当に厳しいですが、これは逆エビの態勢で吊られている上に身長173センチ、体重58キロの大柄なドイツ人女性の荷重を受けているのです。 その苦しみから解放されるのであらば支配者の名前を祈念し続ける気持ちも理解できます。
僕のご主人様は鞭打ちをスポーツの様に楽しまれます。 奴隷を手加減することなく打ち続ける事でとても爽快な気分になられるとの事です。 僕はご主人様の快楽の為に必死で痛みに耐え続けます。
そして激痛を紛らわせるためにその美しいお顔を凝視し、ご主人様のお名前を唱え続けることがあります。 すると魔法の様に苦しみから解放され、痛みはやがて快楽へと転化していくのです。
僕にとってご主人様はすでに神格化され、信仰の対象の様になっています。
女性の美というものは崇高でとても不可思議な力を備えているものだと思います。
マゾヒストはその気高く美しい存在の前に跪き続けるのです。
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さて、このブログも放置している間に一周年が過ぎ、新しい年を迎えてしまいました。
不定期更新にはなりますが、今年も続けて行こうと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。