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当ブログへご来訪頂きまして、誠にありがとうございます!!


このブログは、femdom(女性支配)と、男性マゾヒズムに特化した内容となっております。  ご興味のない方は、不快に思われる内容も多数含まれておりますので、閲覧される場合は全て自己責任にてお願い致します。
なお、アダルト向けですので18歳未満の方の閲覧は固くお断り致します。

鞭酔いの達人

 今年初めての更新が年末になってしまいました…

 ほとんど死に体のこのブログを今もまだ訪れてくれている人は果たしてどれくらいいるのでしょうか?

 早いもので元ご主人様とお別れして4年の歳月が流れました。 その間、新型コロナの流行もあってSMの実践からは遠ざかっていましたが、ネット上では常にSMに関する情報に触れていました。

 今年こそはSMに完全復帰したいと望んでいたのですが、結局そうはなりませんでした。
その中で鞭打ちに特化したご調教を受け、久々に鞭酔いを体験できたのは唯一と言ってもいい収穫でした。

 お相手は素人S女性のゆかさん。聡明で品格のある美人です。

 ありがたい事に以前からこのブログのファンでいて下さり、彼女の方からメールでお声をかけて頂いたのがご縁となりました。

「エコールで会いましょう」という記事でも描きましたが、当時大塚にあったSMバーで初めてゆかさんの鞭打ちを受けて以来、彼女の鞭の虜になっていました。

 プロの女王様でも中々鞭打ちの名人と思えるような方には巡り会いませんが、ゆかさんとの体験は数少ないながらも必ず鞭酔いにいざなって下さるので稀有な才能だと感じています。

 お話を伺った限りでは学生時代にテニス部に在籍されていた事や、鞭にハマってからはアン●ンマンのヌイグルミ相手にコントロールの練習をしていた事などが関係ありそうですが、僕自身がゆかさんの鞭打ちと相性が合うと感じている面も大きいかもしれません。

 今回は3年ぶりにゆかさんの鞭打ちを受けた時の事を漫画にしました。

 鞭打ち調教をして頂くことが決まった時、その体験をブログの記事にする事をお約束させて頂きながら予定より大幅に遅れてしまいました。 9月頃にはまとまるだろうと考えていたのですが、完成まで実に半年近い歳月を要してしまいました。
 
 1年はあっという間ですね……

 ゆかさん、楽しみにしていて下さったのに長らくお待たせしてしまい本当にゴメンなさい m(。>_<。)m

 それでは本編をお楽しみ下さい。
(漫画の後にも少し文章が続きます)

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 人を鞭打つ、あるいは鞭打たれるという事はとてつもなく非日常的な出来事であり、通常は生涯体験しないまま終わるような事だと思います。

 僕は他人を鞭打った事はありませんが、一本鞭に取り憑かれたS女性がたから伺った話では、皆さん少なからず脳内に快楽物質が分泌されている様な特別な感覚を味わっていらっしゃるようです。

 鞭打たれている方も同様の快感を味わっているならば、これは鞭を介した性的行為と言ってもいいのではないかと個人的には考えています。

 作中に描かれている「鞭酔いに入る為のコツ」のようなものはあくまでも僕の過去の経験に基づく私感であり、全ての人に当てはまるかどうかはわかりません。 しかし、いきなり天の介製のハード鞭で全力で打たれるよりは、段階を踏んでソフトからハードに移行して頂いた方が快楽を呼びやすいのは自然な事のように思えます。

 そういう事もあって、僕はSMプレイの際は毎回様々なタイプの5~6本の鞭を用意してソフトな物から順に使い分けて頂く様にお願いしています。

 ちなみに身体が冷える冬に行う鞭打ちは、皮膚感覚の影響なのか他の季節より痛みを強く感じ、鞭酔いになりにくい気がします。 そういう時はプレイ前にホテルの浴槽にゆっくりと使って体を芯から温めて臨むことにしています。

 その他、体調や心理面などの影響もあるでしょう。  その辺をもう少し詳しく研究していずれまた続編へと繋げたいと思っています。

 それでは少し早いですが良いお年を
 来年またお会いしましょう!


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テーマ : 女王様・М男・痴女・逆レイプ・フェチ動画
ジャンル : アダルト

あけましておめでとうございます

いつの間にか年が明けて2023年。

歳を取ると一年の早いこと、早いこと…

昨年はこのブログも一度しか更新できませんでしたけど、たまに覗いてみて下さった方々、コメントを下さった方々、ありがとうございました。お返事も返せない時もありましたがご容赦下さい。

昨年は10月頃に一度だけSMクラブに行きました。元ご主人様が在籍しておられたあの懐かしいお店です。
私のタイプである小柄でキュートな女王様を指名させて頂いたのですが、久しぶりすぎてどうも今ひとつ乗り切れませんでした。

しかし乗馬鞭で尻を打ちのめされている刹那、わずかながらもあの感覚が蘇ってきたような気がしました。

愚息の反応はいまいちでしたけど、プレイが終わった瞬間の何か憑き物が落ちたような爽快感も確かに感じることができたのです。

やはり僕は永遠にマゾヒストなのですね。

新型コロナのせいで何年も無駄にしましたが、今年はまた少しずつSMクラブ通いを始めてみようかなと思っています。

このブログも放置しすぎて読者はもう戻ってこないかもしれませんが、少しずつ復活させたいと思っています。

それではまたお会いしましょう!

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テーマ : SM
ジャンル : アダルト

赤いハイヒールの眩惑

  
 
 ホテルの薄汚れた床に正座させられ、太腿をハイヒールの踵でグリグリと抉られ、思わず短い悲鳴をあげて前屈みになった瞬間、髪を掴まれて思い切り頬をビンタされた。

 赤いハイヒールの主は、僕よりも一回り以上は若そうな可愛らしい暴君だ。
苦痛に顔を歪めて彼女を仰ぎ見ると、さらに容赦のないビンタが二度三度と襲う。

 「なに?奴隷の癖にその反抗的な目は!?」

 反抗的な目をしたつもりはないのだが、女王様の仰る事は絶対だ。

 「も…申し訳ございません、女王様…」
 
 頭を床に擦り付けて太腿に目をやると、スタンプを押した様に点々とヒールの痕がついていた。 我がペニスは硬直し、先端にはすでに透明な液体が滲んでいる。

 女王様はお定まりの様に僕の後頭部を踏みつける。 床におでこを擦り付ける程度ではまだまだ頭が高いのだ。  顔面を床に密着させて這いつくばる勢いでないとお許しは頂けない。

 ”今日は中々いい感じの女王様に当たったな…”と僕は心の中で呟いた。

 赤いハイヒールをお召になっている女王様を見たのは、その時が初めてだった。 それまで数多の女王様にお相手して頂いたが、ほとんどの方が黒のハイヒールか黒革のブーツだったのだ。

 赤色は好きな色だ。

 なぜならレストルームのピクトグラムやランドセル等の色分けに象徴されるように、赤やピンクは女性の象徴の様な色だからだ。 最近はそうでも無いのかもしれないが、少なくとも昭和世代にはそういう刷り込みがあるように思う。

 そして赤いハイヒール、赤いマニュキア、 赤いルージュ、赤いランジェリー…赤という色はなぜこうもエロティックで扇情的なのだろうか?

 街中で赤色を身に付けている女性を見ると心が躍る。

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 赤いハイヒールの女王様は、予め用意してあったバスチェアの上にペニスを乗せるようにお命じになる。

 やや腰を浮かせ、開いた両膝でバスチェアを挟むようにしてその上にいきり立ったペニスを載せると、女王様はそれを靴の先端で当たり前の様に踏みにじった。 僕は呻き声を上げながら女王様の柔らかな美脚に頬を擦り寄せた。

 また叩かれるかな?と思ったが、女王様は気に止められる様子もなく僕のペニスをギリギリと踏みにじる。 透明な液体がナメクジが這った跡の様にバスチェアの座面を汚す。

 僕は無意識のうちに甘えたような声を漏らしながら「ああ、永遠にこの幸せな時間が続けばいいのに…」と願った。

 赤いハイヒールの記憶は鮮烈だった。

 僕の記憶が間違っていなければ、赤いハイヒールをお召になった女王様と遭遇したのは、彼女が最初で最後だったように思う。

 多くのマゾヒスト諸氏がそうであるように、ハイヒールは僕にとって女性の象徴であり魅惑的なアイテムである。

 しかし、普段あまり高い踵の靴を履きなれていない女王様に、長時間それを履き続けて頂くのは酷であり、どちらがSなのかわからなくなってしまう。 僕の場合、毎回3時間以上のロングコースにお付き合い頂くことが多かったので尚更だ。

 しかし、だからと言ってスニーカーやホテルのスリッパ履きでは興醒めだ。我がペニスも萎えてしまう。
やはりSMにはアイテムが重要なのだ。 踵の高くない普段ばきのパンプスも用意しておいて頂いてお疲れになったら履き替えて頂くのがベストなのだろう。

 ハイヒールは中世ヨーロッパにおいて、路上に撒き散らされたふん尿からスカートの裾を守る為に考案されたのが起源だという。 靴底も踵も常に汚物を踏み付けていたのだ。

 そうだとすれば、女王様のハイヒールは奴隷を踏みつける為に存在すると言ってもあながち間違ってはいないだろう。

 10数年前だったと思うが、某バンドメンバーや某お笑いタレントがハイヒールに足を踏まれて骨折し、救急車で運ばれるという出来事があった。 ネットニュースを観て、満員電車内でハイヒールの女性に足を踏まれた経験を持つ男達が沢山の非難コメントを寄せていた。

 ハイヒールを履いた女性は危険な凶器を身に付けているのだ。

 その凶器に、自らの身体を差し出して踏んで欲しいと願うM男達は異端者であろう。

 僕も何度か、ハイヒールで腹から胸にかけて乗られた経験がある。 激痛に耐えきれず思わず女王様の足首を掴んでしまい、女王様の逆鱗に触れた事もあった。

 素足で乗られても苦しいのである。 体重がピンポイントにかかるハイヒールで、生身の上を移動されたら耐えられないのは当然かもしれない。

 自らカーペットや床になりたいと願いながら、それらにはなれないと絶望した。

 マゾヒズムは時に妄想が先行して、なんでもできる様な気になるが、いざ実践してみると現実とのギャップを思い知る事がある。 1本鞭や人間便器も妄想の中ではいくらでも受け入れられると思っていたのだが、そんなに甘いものではなかった。

 ヤプーズ0号氏はSMクラブに通って、黄金を食す修行をしていた時期があったという。

 その成果であのような大量の黄金を受け入れられる体質になったのだ。 人間、いや家畜人は何事も努力かもしれない。



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 上のポスターは妖怪書家を名乗る逢香さんの作品である。 僕は妖怪や怪異な物が好きなので、この方に注目している。
ミス奈良にも選ばれた事のある美女である。

 巨大な赤いハイヒールが目を引くが、踏み潰されているのは魑魅魍魎達だ。
  
 作品のタイトルは「女って怖い」である。
 
 膝まづいてこう申し上げたい。
「はい、それはとてもよく存じ上げております」…  




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今年逝ってしまった漫画家たちへのレクイエム

 
 歳を取ると1年はあっという間に過ぎ去りますね。 今年も残すところあとわずか…

 2021年も子供の頃に愛読していた漫画家達の訃報が相次ぎました。
巨匠と呼ばれた方たちも次々と鬼籍に入ってしまい、新作に触れる事も出来なくなり寂しい限りです。

 今回は今年亡くなられた漫画家達の過去の作品の中から、女性のサディズムやfemdomに関連した作品や僕のマゾヒズムに刺さったシーン等を紹介してみたいと思います。

■みなもと太郎

 代表作としては江戸から幕末にかけての群像を描いた「風雲児たち」が有名ですが、かつて少年マガジンに連載されていた「ホモホモセブン」は衝撃的でした。
 ホモホモブロックとレスレスブロックの壮絶なる戦い。 当時小学 生だった僕にとって、これらが同性愛者を指す言葉だと知ったのはこの漫画が最初でした。

 男性同士、女性同士が秘密諜報機関を組織し、お互いを壊滅させようと愛憎と死闘を繰り広げるストーリー展開が受けたのは、ウーマンパワーの台頭という社会的背景があったからだと思われます。

 冒頭からホモホモ・ブロック員が美女に惨殺されたり、SMチックな拷問シーンが展開されており、子供だった僕のマゾヒズムはギンギンに刺激されました。 拷問から開放されたホモホモセブンが呟く「おれ 、Mかな?」というセリフも当時なんとなく理解していたような記憶があります。
しかしホモホモセブンはけっしてホモセクシャルではなく、美女が好きなんですよねぇ…

 彼らはなぜ同性同士で結束して、異性と憎みあうのか?? 「男と女は別の生き物で、決して相容れることのない存在である」という事をこの作品は示唆していたのかもしれません。

 女性キャラを丁寧に美しく描く反面、男性キャラは落書きの様に適当に描き殴る みなもと太郎氏の一貫した画風は、今思うと春川ナミオ画伯に共通するような女尊男卑の精神が垣間見えて興味深いです。

 あくまでも少年誌と言う建前であった「少年マガジン」ですが、劇画要素を取り入れてからは大学生の読む雑誌として内容も少し大人向けになっていました。時にエロチックな描写等も盛り込まれ、当時の小学 生もその恩恵に預かっていたのは間違いありません。

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■さいとうたかを

 時代劇、現代劇、SFや探偵物、ヒーロー物など様々なジャンルを手掛けてきた劇画の先駆者・さいとうたかを。彼の作品はゴルゴ13に代表されるように男の世界を中心に描かれていて、女性に関する描写は極端に少ない気がします。
 しかし、さいとうたかを氏が自らの女性観を語っている記事を読んで、彼が女性に対して大いなる敬愛の念を抱いていた事を知りました。

 さいとう氏曰く
「間違いなく女性は人間としての生命の根源ですから。本質的に女性は男の上にいるという意識がある。男なんて『ついで』ですから(笑)。自分の母親が亡くなったのは私が18歳の時でしたけど、母(なる存在)はすごい生命だと。だから、ずっと女性は尊敬しております」との事。

 この世代の男性漫画家達はなんとなく母親に頭が上がらないと言う印象があります。
マザコンを自認していた赤塚不二夫氏しかり、キスシーンやレイ◯未遂シーンを描いて母親に叱責されていたちばてつや氏しかり、藤子・F・不二雄氏しかり… 水木しげる氏や手塚治虫氏は少し年代が上ですが同様です。

 あの戦争のさなか、子供達を体を張って守り、生き抜いてきた女性のたくましさが自然と彼らの生き様や作品に影響しているのでしょうか。

■白土三平

 64年間に及ぶ画業の大半を忍びの世界を描く事に捧げた巨匠・白土三平。

 氏が少年サンデーに連載した「サスケ」に登場する「鬼姫」は少女ながら冷酷なサディズムを感じさせるキャラクターでした。

 大猿とサスケ親子に殺された九鬼一族の最後の生き残り「鬼姫」。 彼女は復讐の権化と化し、二人の命をつけ狙います。
女性的な成長を遂げたくノ一ならば、その色香で男を垂らしこんで骨抜きにした後、命を奪うのでしょうが、そこは少年誌です。 少女の儚さや、か弱さを武器にサスケに近づきます。

 自分達の命を付け狙う敵とわかった後もサスケは少女に情をかけて殺す事ができません。
しかし大勢の無関係な者達を巻き込んだり、可愛がっていた子犬に爆薬を仕掛けられて
ついには堪忍袋の緒が切れ……

 殺るか殺られるかの非常な忍者の世界。 身内を殺されて復讐に燃える鬼姫の気持ちもわかります。

 彼女は絵の素質を持っており、赤猿と言う老絵師と出会ったことから絵を描くことに熱中し、次第に人間の心を取り戻していきます。

 くノ一という存在は何故か悲しげなイメージがつきまといますが、冷淡且つ大胆に任務を遂行する非情さにマゾヒストとしては惹かれるものがあります。

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■古谷三敏

 古谷三敏と言えば最近は「寄席芸人伝」や「レモンハート」が代表作でしょうが、かつて一世を風靡した「ダメおやじ」と言う作品がありました。 

 うだつの上がらない安サラリーマン雨野ダメ助が、会社や家庭でドジったりミスったりする度に妻である冬子の怒りを買い、壮絶なリンチを加えられると言う内容でした。今考えると究極のDVをテーマにした作品と言えます。

 オバタリアンの原型とも言われるこの恐妻の容姿はとても僕のマゾヒズムには刺さらず、ダメおやじに同情さえしたものですがリンチに参戦する娘の雪子は中々の美人でした。

 どうせ虐められるなら美しい女性に虐められたい!

 こんなことを書くと女性蔑視発言と捉えられそうですが、M男とはそういう生き物だと思っています。

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 作品の長期化によるマンネリを恐れたのか 、後半は打って変わって和やかな展開になっていった作品ですが、弱いものを徹底的に虐めるという女性の残酷さを潜在意識に植えつけてくれた作品でありました。

 以上、今年お亡くなりになった漫画家達が描いたfemdom的シーンを紹介してみました。

 当ブログは相変わらずの低迷で今年もあまり更新できずにいましたが、来年も引き続きよろしくお願い致します! 



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春川ナミオよ、永遠に…

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この作品は基本的にノンフィクションではありますが、一部当方の妄想が混ざっている場合がありますのでご了承下さい。


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別離

 先月中にブログを更新すると予告しましたが、又々遅れてしまいました。
楽しみにして下さっていた方には大変申し訳ありません。

 ここのところ、我がマゾヒズムもすっかり低迷期に入ってしまった感があります。

 すでにお気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが 、昨年の年初にこのブログの主役であるご主人様と8年間に及ぶ奴隷契約を解除し、お別れ致しました。

 新型コロナの世界的流行を予感した様なタイミングでしたが、それとは無関係です。

 最後にお会いしたのは一昨年の9月で、その時は某アニメのイベントのお供でした。

 最後にご調教を受けたのはさらに遡って8月の夏真っ盛りの暑い時期でした。
かれこれ1年8ヶ月が過ぎ去ろうとしています。
 
 しかし、その時はまだご主人様と今生のお別れになるとは思ってもいませんでした。

 イベントからの帰り路、会場の最寄り駅の改札を入って別々の方向に別れましたが、反対側のホームでご主人様と目が合って、笑顔で手を振った光景が今も目に焼き付いています。

 奴隷契約を解除するに至った理由はいくつかありますが、最大の理由はご主人様がSMに対する熱意を失ってしまったと思えたからです。

 少なくとも僕がそう感じることは多々ありましたし、ご調教に関して「もう飽きた」とか「面倒臭いことは一切やりたくない」と言うご発言もありました。

 詳細を書く事は控えたいと思いますが、何よりもご主人様自身がSMを楽しんでやっているようには到底思えなくなってしまったのです。

 お別れする2年程前、ご主人様のプライベートにおいて、人生に大きな変化をもたらす辛い出来事があり、ご調教が精彩を欠いた時期もありました。 おそらくSMどころでは無かった事と思います。

 その後、何度かSMを辞めるタイミングを探っている様な素振りも見受けられました。

 間近でそれを見ていた僕は、ご主人様がお元気になられるまでお待ちしていましたが、結局最後まで以前の様にキラキラと輝いていたご主人様は戻っては来ませんでした。

 もしかしたらご本人は気づかれていなかったのかも知れません。

 それにシンクロするように僕の方も気持ちが萎えてしまい、月1回のご調教をサボる様になってしまいました。

 ご調教の日が迫って来ると興奮して夜も眠れなかった日々が嘘のようです。

 既にこの時点で奴隷契約の条項に違反しています。 しかしご主人様からはなんのお咎めもなく連絡もないまま3ヶ月が過ぎてしまいました。

 一昨年の暮れ、ご主人様に「ご調教を受けたいと言う気持ちが湧かない」という事を正直にメールで伝えました。

 その時はまだ話し合いの余地はあると思っていましたし、気持ちが落ち着いたら再度メールをするつもりでいました。

 しかし年が明けてすぐに届いたメールにはご主人様からのお別れの言葉が綴られていました。

 同時に、メールやLINEでの連絡手段を絶たれてしまいました。


 なぜご調教を受けたいという気持ちが起こらなくなってしまったのか…もう少し気持ちの整理が着いてから理由をお伝えしようと考えていた僕はモヤモヤしたまま、ご主人様とお別れする事になってしまいました。

 メールには「約8年間、私を支えてくれてありがとう。 生まれたての女王様だった私を育ててくれてありがとう。
感謝してもしきれません。本当にどうもありがとう。」と僕に対する感謝の言葉が綴られていました。

 「いえ、こちらこそ生まれて初めての主従の喜びを教えてくださって本当にありがとうございました!」とお礼の言葉を返したかったのですが届かないままになってしまいました…

 生涯を捧げてお仕えする事を誓い、身体にお名前まで焼き付けて頂いたのに、果たしてこんなお別れで良かったのだろうか…

そうした思いは今も僕の心の中に残っています。

 当ブログはご主人様と出会った事をきっかけに書き始め、ご主人様と共にある喜びや、奴隷としての成長を我がマゾヒズムの終焉まで書き続けるつもりでいました。 しかし、それが叶わなくなった今、果たしてブログを続けていく意味があるのかどうか…悩みました。

 そんな時、当ブログを通じて知り合ったS女性のゆかさんが仰って下さった「おふたりの調教の日々はmugiさんのブログに美しく残っています。 こうしてわたしの様なS女やたくさんのマゾの方々にも大きな影響を与え続けている。 それは素晴らしい事だと思います。」というお言葉に励まされて、今後も続けていく決心をしました。

 このブログの読者の方々にはご報告が遅れましたが、既に2年近く前の出来事なので気持ちの整理は着いています。

 久しぶりの更新が楽しくない話題になってしまいましたが、今後の事を少し。

 ここ数回、漫画という形式で記事を公開していますが、以前から我がSM人生の総括としてSMエッセイ風の漫画を電子書籍で刊行したいという思いがあり、その一部をブログで公開していこうと考えています。 ある程度まとまった時点で描き下ろしを加えて発表する予定です。

 文章の記事に関してもご主人様の調教に関するネタはなくなってしまいましたが、続けていこうと思います。

 次回、一周忌は過ぎてしまいましたが春川ナミオ画伯の追悼展に関する漫画を描く予定です。

 今後も当ブログ「マゾほど素敵な性癖はない!」を宜しくお願い致します。

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春の目覚め

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長らく監禁されていましたが(嘘)、月末くらいまでにはブログを再開したいと思います。
たぶん…笑
プロフィール

mugi

Author:mugi
踏みつけられて、より強く丈夫に
育つムギの様でありなさいと
ご主人様が付けて下さった奴隷
名です。なんという素晴らしい
ネーミングセンス!
しかも音の響きも可愛らしい。
ビールが大好物の僕にピッタリ!
とても気に入っています(*^o^*)
馬派(苦痛)・犬派(奉仕)・豚派
(便器)全てのM性癖を持ち合わ
せたオールラウンダーな変態を
目指しています。

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